アカデミア関連
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2015年5月11日~14日・20日~22日、当社より2名の社員を講師として派遣し、 昭和大学 薬学部において講義・実習の指導を行いました。
◎講義名:製剤化のサイエンス ― カプセル剤を学ぶ ―
◎場所:昭和大学 薬学部

カプセル剤の種類や特徴、製造に関する基礎的な知識や技能を学び、 カプセル剤の適切な製剤化の方法とその意義を理解することを目的として、 次の実習を実施しました。
硬カプセル剤の構造・特徴・種類、製剤化の方法等を知るため、 日本薬局方カプセルの観察や、簡易カプセル充てん機による硬カプセル剤の製造を行いました。
実際に硬カプセル剤を製造することで製造工程の理解を深めるとともに、 充てん薬の特性が製剤に与える影響について、 粉体の安息角の測定、添加剤による流動性の改善、質量偏差試験等を通して学んでいただきました。
実際に流通している4種類の硬カプセル剤について、 外観および充てん薬の観察を行い、構造や種類・特徴を学んでいただきました。
普段見ることのない硬カプセル剤の中身を見ることで、多くの学生が強い興味を示していました。
流通している4種類の軟カプセル剤について、外観の観察や、カプセルを切り開いて充てん薬の観察を行い、 軟カプセル剤の構造や種類・特徴を学んでいただきました。
さらに、充てん薬をお湯に分散させる実習を通じて、 軟カプセル剤の製剤化の目的や利点についても考察していただきました。
硬カプセル剤と同様、今回初めて軟カプセル剤に触れる学生が多く、 印象に残る実習となりました。

◆実習の様子
医薬品製造の際に着用する「クリーンウェア」の着用体験を行いました。
積極的に着用を希望する学生が多く、この後の講義で上映した製造工程動画を、 実際に自分たちが着用したクリーンウェアと重ね合わせて、より印象深く受け止めている様子がうかがえました。
◆学生によるクリーンウェアの着用体験
講義では、実習の結果を踏まえて「カプセル剤」についての解説を行い、 カプセル製造工程の動画上映も実施しました。
また、服薬アドヒアランスや服薬コンプライアンスの観点から見た「製剤化」の意義についても取り上げ、 高い関心を持って聴講していただきました。
今年も、実際にカプセル剤を用いた実習を通じてカプセル剤について学んでいただきました。
初めてカプセル剤に接する機会であった学生も多く、カプセル剤に興味を持っていただけたようです。
今後も実習等を通じて、将来の医療現場等で役立つような、 記憶に残る実習・講義を行っていきたいと考えています。
昭和大学 薬学部の皆様、またお会いしましょう!

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